鼻の奥のつきあたりで、口蓋垂(通称のどちんこ)の裏の反対側が、上咽頭という部位です。呼吸をすると空気は必ずこの部位を通過するため、この上咽頭(鼻咽腔)は空気中のホコリや細菌、ウイルスなどが付着し炎症を起こしやすい部位です。この上咽頭の炎症が遷延し慢性化した状態が慢性上咽頭炎です。慢性上咽頭炎がいろいろな疾患や症状の原因になってるということが近年わかってきました。この上咽頭に塩化亜鉛という消炎剤を塗布する治療法がBスポット療法といわれています(Bスポットの「B」は鼻咽腔の頭文字のBです。)。
Bスポット療法はすぐに終わります。塩化亜鉛を染み込ませた綿棒を鼻から入れて上咽頭に塗布するのと、口の中から口蓋垂の裏の上咽頭に十分に塗布するのですが、塗布する際は、塩化亜鉛が充分に浸透するように強めにこすります。
塗布した後は数時間ヒリヒリしますが、その後はすっきりと症状が改善します。上咽頭を強くこすってるのであとで痰に血液が滲むこともありますが心配ありません。しばらくするとおさまります。また痛みもしばらくすると落ちつきます。、
このBスポット療法は年齢性別関係なく治療できます。上咽頭(鼻咽腔)の局部のみの治療ですので、妊娠中の方や授乳中の方にも安心してご利用頂けます。
上咽頭は免疫機能に大きく関わっていると言われており、この部分をBスポット療法で刺激することで、鼻咽頭の症状以外にも様々な症状疾患の改善が報告されています。